個人サイトを持つ理由
2026-05-10
SNS だと流れていってしまう話や、ちょっとした実験、作ったものの記録を置いておく場所が欲しくて個人サイトを作りました。誰かに読まれることよりも、自分用のメモ帳に近い感覚で更新していくつもりです。
SNS と個人サイトの違い
SNS の投稿は速くて手軽ですが、基本的に「流れていく」ことが前提のメディアです。半年前に書いた工夫や発見を探そうとしても、自分でもほぼ見つけられません。一方で個人サイトは、書いたものが URL 付きでずっとそこにあります。検索にも引っかかるし、あとから加筆もできる。ストック型の置き場が1つあると、フロー型の SNS も安心して使えるようになりました。
もうひとつ大きいのは、レイアウトも挙動も全部自分で決められることです。プラットフォームの仕様変更に振り回されず、好きなだけ CSS で遊べる。このサイトの水玉アニメーションのような実験は、個人サイトでなければ置く場所がありません。
実験場としての価値
新しい API やテクニックを試すとき、砂場のプロジェクトで試すのと、実際に公開されているサイトに組み込むのとでは、学びの深さが全然違います。本物のサイトだと、パフォーマンス、アクセシビリティ、モバイル対応、キャッシュといった「現実」が全部ついてくるからです。
実際、View Transitions API をこのサイトに入れたときは、デモでは動くのに本番だと動かないという壁に何度もぶつかりました。その原因調査で得た知識は、砂場では絶対に手に入らなかったものです。
自分用メモ帳として
このブログの記事は、未来の自分がいちばんの読者だと思って書いています。「あのとき何でこうしたんだっけ?」に答えられる記録があると、開発の意思決定がどんどん軽くなる。誰かの役に立てばもちろんうれしいですが、まずは自分のために。それくらいの気楽さがいちばん長続きする気がしています。